引きこもり その1

年が明けてからは新聞も休刊が続きテレビは取り溜めのつまらない特番ばかりでしたネッ
お正月だからと云って特別に外出をする用事や来客も無く我が家の玄関は年末から今年最初のゴミ(ビン・缶・ペットボトル)の収集日である一月四日までは閉ざされたままで当日は久しぶりに外の冷たくて新鮮な空気を腹イッパイ吸い込み体を冷やしたせいか今でもチョットだけ微熱があります
三が日は♪ひとり酒〜 ♪手酌酒〜 ♪ 演歌を聞きながら〜〜♪♪等と昼間から一人で酒を呑む元気も無く運動不足の身体をソファーに横たえ焦点の定まらぬ虚ろな目で観ていたテレビの画面には苦しそうに顔を歪めて黙々と走っている駅伝ランナーの姿が映し出されゴールには目標に向かって努力が報われた人達の歓喜と惜しくもシード権を逃した人達の悔し涙が入り乱れ、夢の舞台で頂点を目指す闘いの厳しさを改めて思い知らされた次第です
「スポーツに限らずどんな環境でも人が集まる場所にはナンバーワンの席は一つしか無いんだゾッ」
「自らの力でたどり着くゴールは必ず有るんだから地道にオンリーワンを目指すのも一つの方法だヨッ」
だなんて新年早々、夢も希望も消えかかっている今の自分を励ましていたトホホのオジサンでした