両親を看取った後はアルバムや映像などの記録はそのまま保管し衣料品やアクセサリーなどの小物は近親者に形見分けとして引き取って頂き家具や生活用品などの雑貨は従来通り使い続けていますが入居以来?居間の好位置に鎮座し今ではオブジェのようになっているサイドボードの引き出しを久しぶりに開けてみると四十年ほど前に親父の定年退職を祝い両親にプレゼントをした象牙の夫婦箸が未使用のまま出てきました
この夫婦箸は当時勤めていた百貨店で購入した物ですが1990年からワシントン条約 CITES の締結により象牙の国際取引禁止措置が採られ世界の象牙貿易は終焉となってしまい以後は国内で流通している象牙製品 彫刻、 印鑑、義歯、ピアノ・アコーディオンの鍵盤、扇子、ドミノなど の全ては貴重な物として扱われ現在手元にある夫婦箸と同じ仕様で同サイズの商品をネットで検索をしてみると当時の二倍以上の値段が付いていた事には驚いてしまいました