買い出し!

会話と刺激の無い生活に明け暮れながら本日は暖かい陽射しと青空に誘われて二週間ぶりの外出です

何時もの通り来店客の少ない午前中の時間帯に併せてスーパーに出かけると普段とは異なりご夫婦連れと思われる方々が店内に溢れている様子が気になり会計時にレジのお嬢さんに今日は何時もと様子が違うネッ?と訪ねてみると近日中に値上げになる商品を求めての事だと思います と云う返答があり買い溜めのためなんだ! と思わず苦笑いをしてしまいましたが四月からは年金の支給額も下がりペットボトルの水よりも安価なガソリンを始めとして小麦や大豆と乳製品などの輸入価格も高騰し大手のコンビニも相次いで値上げを発表しているさなか国内ではウクライナ紛争の煽りを受けてお寿司で大人気のノルウェー産サーモンの輸送経路が絶たれて品不足になったり紛争の制裁に加担をした見返りのためにロシア産の海産物=オニギリに欠かす事の出来ない鮭や魚卵を中心に石油・石炭などの輸入も閉ざされた現状では品不足による変動が発生することは否めず庶民の生活を支えるために必要な農・畜・水産物の生業に従事している方々の減少と共に自給率も低下し観光産業以外に活路を見い出していない資源の無い国の悲哀を改めて自覚しなければいけない時が来ているのではないかと思っています

思い起こせば今から五十数年前にオホーツクの片田舎から上京をする際に母親から命の綱とも云うべきお米を米穀店=配給登録業者で購入をする際に必ず提示をしなければいけない米穀配給通帳を手渡され自主流通米制度が発足する1969年昭和44年 まで利用していた事をフト思い出してしまいました