2019年初冬 家族の団欒と笑顔!

夏が終わり収穫の時期になると何時も新鮮な秋野菜を送ってくれる友人は一家で農業を営み同じ敷地に息子長男・次男の家族が居を構え後期高齢者の本人は運転免許証の返納をする気もなく新車を乗り回しお天道様の下で畑の空気を吸ってるうちは現役なんだ!と開き直っています

畑仕事が忙しくなると奥さんと息子のお嫁さんが交代で台所に立ち同じような物ばかり食わされ晩酌が進まない時はアンタの店30年前の料理を思い出すよ!と思わせ振りに云うので毎年野菜を頂いているお礼にご家族の都合の良い時にお邪魔をして私が台所に立とうと云うことになり使い慣れた包丁を持参し事前に打ち合わせをしておいた十人前の献立を三人の奥様の手を借りて仕上げた食卓に同席をさせて頂きました

振り返ってみると平成と云う時代になってから両親を見送るまでに家族が揃って食事をした記憶は近親者の葬儀の席ぐらいしか思い出せず友人の家族が大皿に盛り付けた料理を笑顔と和やかな雰囲気に包まれて和気あいあいと過ごしている様子を目の当たりにしていると羨ましく思いこの瞬間が人生で一番至福の時なんだろうと改めて思い知らされた独心独居のオジサンでした

美味しい!の一言と共に料理が次々と完食されていく時の快感はナンとも云えませんネッ!

今年もお誘いを受けたのですがコロナに便乗して遠慮させて頂きましたが昨年お伺いする前日に次男の奥様二十代に翌朝一番で取り掛かる作業仕込みをお願いしていた鶏ムネ肉のオジサン風!は彼女の専用メニューになったようで食卓に上がる時は何時もひと手間加えて工夫をした物が出てくるのでご家族の皆さんにはとても評判が良いそうです!