追憶!

現在とは異なり通信手段が固定電話とファクシミリしか無く営業は足で稼げ と云われた時代の話です

勤務先は道内の公官庁と銀行に電力会社・新聞社・農業団体・ホテルや地元の民間企業 本-支店・工場 の制服から贈答品 中元・歳暮から冠婚葬祭まで・記念品・販促用ノベルティ主にタオル・ポケットティッシュ・テレホンカード等・仕出し・業務用機器・什器備品・内装工事 飲食店・ホテル・マンション などを専門に取り扱う部門の営業で先ずは自分が担当する会社の社歴や業務内容を商工年鑑や信用調査会社のデータで把握する一方で衣食住に関する道具や製品の知識を身につけユーザーから求められた要求を目の前で瞬時 的確 に答えプレゼンテーションができるようにならなければならず単なる御用聞き メッセンジャー だけではいけませんでした

同業他社と受注活動を競う中で良い結果を出すためにお客様の腹の内 目的と予算 を見極め他社に出し抜かれない駆け引きも必要でしたが その一方で大きなリスクを伴う内容の仕事は上手に引き下がる事も大切で不得意な分野の商談では何事にも動じない心 知ったかぶり? と照れ隠しの笑いでその場を凌ぎ壁にぶつかった時は逆転の発想をする事が最良の解決策でした!

新人は社名 名刺 で業務 営業 に専念しベテラン社員は顔 経験の積み重ねで得た信用 で仕事に取り組んでいましたがベースアップや賞与が少ないと嘆く部下には営業実績を上げてノルマを達成し年収以上の成果 営業利益 を出す事が総てであり入社時の初心を忘れずに努力を継続する事と経験を積み重ねる事が一番 と説いても与えられた目標 年度予算 を達成できない部下が社内で唯一主役になれたのは部内の宴席と本人の結婚式だけでした!