引きこもってはいられない・・・

昨年12月18日、東京で四年間の学生生活を共にした厚木市在住の級友が亡くなり五日後には仕事でお世話になった東京都在住の友人の訃報を受けたのですが年末に向かい手が離せず二人の葬儀には参列をする事も出来ず遠く離れた札幌で落胆していた一月十三日の金曜日早朝の出来事でした
二十数年前に私が営業で訪問していた会社に新入社員として入社をしてから知り合い退職後の私を未だに家族ぐるみで慕ってくれている友人?後輩?弟分?から突然の電話が・・・・・
『昨日の夜お袋が亡くなりました』
「冗談だろう?・・・」
『出勤前は何時もの通り元気だったのですが仕事が終わり帰宅をしたら倒れていて・・・』
救急車で病院に搬送されましたが手当のかいも無くそのまま帰らぬ人となり残念ながら年明け二度目の外出は葬儀の打ち合わせから始まり告別式へとなってしまいました
ビール、カラオケ、美空ひばり、スポーツが大好きな『お袋さん』は健康管理を兼ねてママさんバレーから始まりゴルフのキャディを一昨年まで二十年以上も勤められ自らもプレイヤーとしてホール・イン・ワンを達成し誰もが認める快活で人付き合いの良い元気印でした・・・享年74歳
長男である後輩と一つ下の弟は同じ高校の野球部で二年続けて甲子園に出場した実績を持つ野球が大好きな家族でもあり六年前に亡くなったお父さんの棺には応援の時に使用していた選手と同じ野球帽が置かれ家族の応援団長でもあり孫の活躍を何よりも喜んでいたお祖母ちゃんも四年前に亡くなりその棺にも野球帽が・・・・・そして今年の正月は「お父さんの七回忌法要」の話をしていたばかりだと云うお母さんの棺にも愛用の野球帽が置かれていました
大きな事故でもないのに同居している家族が六年の間に三人も旅立ってしまうとは私にはとても考えられない出来事ですが今頃は三人で同じ野球帽をかぶり息子夫婦と可愛い孫とひ孫の姿を天国から優しく見守っている事と思います