年賀状

仕事の忙しさを逆手に取り『便りが無いのは元気な証拠!』なんて開き直っている時期もありましたが
退職をして時が過ぎてしまうとお世話になった方々はもとより親しくしていた同僚や後輩達との接点もホトンド無くなり「白髪頭のオジサンはそれなりに元気で生きていますヨッ」と云うメッセージを一年に一度伝える準備に取りかかりました
パソコンを手にするまでは元旦に届くよう手書きで準備をしていたのですがパソコンと併用してプリンターを使い始めてからはスピーディで綺麗に仕上がる誘惑に負けてしまいすべてが機械的な作業になってしまいました
何時もデスクの傍らには亡き親父の愛用していた万年筆が置いてあるのですが目の前で軽やかに動くプリンターの音が「横着をするなっ、手紙や葉書は真心を込めて自筆で書くもんだ」と聞こえてくるのは気のせいなのでしょうか・・・・・