喉元過ぎれば熱さを忘れ過ぎたるは猶及ばざるが如し!

思い起こせば三十代の中頃 四十年ほど前 に勤務先に隣接していた宝くじ売り場で何気なく購入した宝くじが当選し百万円を手にした事が切っ掛けで買わねば当たらぬ宝くじ と我が身に言い聞かせ三十数年ものあいだ目先の夢と欲望に溺れて蓄えも疎かにし購入金額を増やしても結果は下三桁の当選が精一杯で周りの人達から多空くじは無駄遣い と揶揄されても負け惜しみの減らず口が相手に言い返してきた言葉は日本宝くじ協会を通して社会貢献の一部を担っているんだ と一喝し開き直っていました

コロナ禍の煽りを受けていた三年間は外出を控えてステイホームを順守し毎年発売されている総てのジャンボ宝くじの購入を自粛していましたが今年最後の買い出しの帰り道にチャンスセンターから聞こえてきた本日が最終日デ~ス の呼び声に足が止まり何処からか久しぶりに夢を見ては? と優しく微笑みかけてくる女神の囁きに負けて大きな夢を見る事にしましたが本日から年始にかけて来客の無い独居生活が続くので小銭を残し所持していた紙幣を全部使い切り財布の中は既にすっからかんの空っ穴になってしまいました