気取った店は大嫌い!

戦後間もなく食糧事情が豊かでなかった時代に母親は勿論のこと父方と母方の祖母である大好きだった両家のバアチャンの手料理に支えられ育んだのは云うまでもありませんが当時を思い返すと一汁一菜の食事が当たり前だった時代にファミリーでは何時も子供の食事が優先され笑顔 いただきます!と感謝の気持ち ごちそうさま!を忘れずご飯はお茶碗に山盛り一膳飯(イチゼンメシ)にしないで少なめに盛りつけ足りなければ御代りをして食べ残しをしてはいけませんと優しく教えられた作法はいまでも忘れず大切にしています

自立をしてからは取引先や社内の仲間たちから結婚式やパーティの案内を頂き列席をした際も飲み物を程々に頂き大皿から取り分けられた料理には殆んど手を付けずビジネスが絡む接待の席では相手のペースに合わせてソレなりに場を繕ってきましたが私にとって食事は温泉旅館の部屋食のように配膳された料理を好き勝手に箸を運びながらユックリと時間をかけて味わい堪能するひと時が至福の時間なので友人や知人から仕事以外で洋食コース料理が美味しいと評判の堅苦しく気取ったホテルやレストランに誘われテーブルに綺麗に並べられたカトラリーを前にして聞きたくもない能書きを感情も無く義務的に言って出される料理は餌を与えられているようにしか思えず今も昔もそんな店にプライベートで行くのなら自由気ままにオーダーをして楽しめる居酒屋か焼き鳥屋に行こうよと云っています

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