岐路に立つ⁉

今昔を問わず単身生活を経験した事のある皆さんは住んでいた地域の商店街や最寄りの駅界隈で贔屓にしていたお店があり足繁く通っていた事と思います

私が札幌に居を構えてから長年お世話なっていたお店のオーナーの皆さんもこの騒動の煽りを受けて休業に追い込まれて補助金の申請をしたり家賃や人件費などの維持経費を捻出するために手を尽くしている方や借金をして店を再開しても経営状況が従来の売り上げに戻るまでの時間と残された借金の返済に不安を隠せず止む無く閉店を決めた方も出始めているさなか行政の決断で五月三十日まで緊急事態宣言が引き延ばされて更なる我慢と忍耐を求められていますが医療の現場で身を粉にして患者さんの対応に追われている従事者の皆さんには改めて敬意を表します

私の友人は親父殿の死後サラリーマンを辞めて実家に戻り農業を継いでいますが近代農業は機械化が進んだとは云え営農者は人の手がなければ出来ない作業が多くあり今年はこの騒動で実習生を含むアルバイトの手配ができずに同業の仲間がお互いに助け合い遣り繰りをしているそうでこんな時に目先の不安をガタガタ云ってもドーニモならんし 成るようにしかならんべ!農業はお天道さま次第だからなっ!と物怖じ一つせず開き直っていましたが自宅に引きこもりパソコンの前で世の流れをマウスと指先一つで弄んでいるオジサンにはとても身に染みる一言でした