ボールパーク構想 〜 2

JR北海道が管理している道内の全ての駅を一年間に利用している乗降客の総数は新宿駅の一日分にも満たないと云われていますが、道内の駅を無人化することから始まり路線の廃止を決行し経営の再建を進めているこの時期に北広島市は球団に市有地である土地の無償貸与と固定資産税の10年間免除などの支援策を提示し JR北海道には球場の傍に新駅の設置(札幌から20Km)を提案しています

2030年に札幌まで延伸される北海道新幹線の駅舎とホームの増設場所が3月29日に決まったばかりで 新幹線ありきと官民一体で脇目も振らずのめり込む様に進めてきたこの事業計画も右肩下がりで利用客は現時点でオープン時の二割減と予想外の結果であり まさに弱り目に祟り目である事は間違いなく この新幹線札幌延伸計画に付随する建設計画や予算の見直しなどで 新球場駅舎増設の資金繰りに大きな影響を及ぼす事は否めず 五年後の2023年までにJR北海道一社の力で新駅がオープンできるのか疑問に思っています
  とにもかくにもJR北海道の鉄路は年度末の決算で
          累積赤字が増えるばかりで火の車なんですから!

2017年北海道日本ハムファイターズ(札幌市)はパ・リーグで5位と振いませんでしたが2004年に東京から移転して以降、主催試合で過去最高を記録した前年の207万人を上回り、ファンサービスの強化で前年より1試合多い72試合で観客動員数はパ・リーグ二番目の208万人を達成し1試合の平均動員数は2万8978人でした
JR北海道はこの動員数を鵜吞みにして現在、稼動している千歳線胆振管内沼ノ端駅から札幌市の白石駅を結ぶ本線と、千歳市南千歳駅から分岐して新千歳空港駅に至る空港線のダイヤの合間を縫って球場に一極化している一万人以上のお客様を単線でスムーズにピストン輸送をする手段をどのような方法で解決するのでしょうかネェ〜
暇にまかせて 足を引っ張るような疑問がフツフツとわいてくるオジサンでした