冬将軍の置き土産


3月の道内は気温が低めに推移したため例年より雪解けが遅く積雪が多い状態が続き14日午後4時現在の積雪量は函館市で平年比2・9倍の35センチ、同日午前に大雪となった根室市では同8・4倍の84センチなど。札幌市内では倉庫の屋根が崩れるなどの事故も相次ぎ札幌管区気象台は落雪や雪崩などに注意を呼びかけている
気象台によると3月の道内は6〜8日ごろに冬型の気圧配置が強まり道東地方のほか道南を含む日本海側でまとまった雪が降り14日も低気圧の影響で道東地方などが大雪に見舞われ3月上旬の平均気温は札幌で平年より1・8度低い氷点下3・1度、函館は2・6度低い氷点下3・0度となり全道的に雪が解けにくい状況が続き札幌市内では雪の重みで建物が倒壊したり屋根の雪下ろしをしていた人が足元をすくわれ転落する事故もおきている
              <北海道新聞3月15日朝刊より抜粋>

車道は融け始めた雪でぬかるみ 歩道と車道の間には双方から大人の背丈以上に積み上げられた邪魔者が排雪される予定も無く自然に融けるのを待っています