人災

政府の出すコメントはすべてを『想定外』で片付けているように聞こえてきますが『想定外』の出来事は津波の事故だけなのでは・・・と思いませんか
「備えあれば患(うれ)えなし」と云われますが過去の震災の教訓を学習していれば今回の災害に対する支援・救援対策は『想定内』の範囲ではないかと思ってしまうのですが、なぜ支援体制が遅いと感じてしまったのでしょうか きっと『事業仕分け』と同じように「安易に目先の判断」にこだわったからなのだと思わざるをえません
首相の危機管理に対するリーダーシップが見えてこないのは最初からこの政党と議員には人の上に立つ資質がなかったのでしょうネッ
また所轄省庁の手際の悪い初動対応や情報管理に一貫性がなく後手、後手にまわる後追いの一例が政府と東電による手遅れな判断から『想定外』の原発事故に繋がったのではないのでしょうか
白々しい原発の対応会見は専門用語や数字の羅列が多くて国民に不安感を増長し説得力に乏しく理解がしにくいのです さらに被災地はもとより国内外の経済や産業に与える影響の対策が見えてこないのも・・・
『言うは易く行うは難し』そんな事は誰もが十分に理解をしていますが
それを適切な判断と指導力で乗り切るのが国家を司る政権の責務であり
改めて『政治主導』とは何だったのかを「国民に真・心・信を問う」判断は何時の日の事となるのでしょうか